鍼灸施術について

RUCA retreat (ルカ リトリート )は日本の伝統的な鍼灸である経絡治療(けいらくちりょう)を行っています。

「望」、「聞」、「問」、「切」という診察方法をしています。

  色や、形、身体各部位等をみて証(治療方法)を判断する

聞  声や体臭を聞いて(嗅いで)判断する

問  病証を問うことによって判断する

  触れて診察する方法で、脈診(脈を診ること)、腹診(お腹を触る事)等あります。経絡治療では治療者が触れて指で感じとることができる切診を大事にしています。

この「望」、「聞」、「問」、「切」という方法は来院していただいた時に毎回行っていきます。

その情報を元に治療方法を作っていき、ツボを選び患者さんに合わせた鍼やお灸をしていきます。

お腹や手足、背中などに鍼をしていきますが、これは全身のもと(内臓)からの調整をする為の治療です。

肩や腰が痛い場合に、なぜ関係のないお腹、手足、背中に鍼やお灸をするのか疑問に思われるかと思いますが、まず全身の治療をすることによって、からだ全体のバランスをとることができます。

鍼と灸の作用

● 鍼や灸はツボを使って気と血の調整をすることができます。

 血液循環が良くなり体温が上がって免疫力をあげることができます。

● 痛い部分や調子が良くないと感じていた場所がより改善されやすくなります。

 痛い部分に鍼やお灸をしなくても痛みがなくなる場合もあります。

もちろん患者さんの痛い場所や不調だと感じている局所の場所も治療していきます。

RUCA retreatでは患者さんにあわせた治療方法をおこなっています。
鍼は痛くなく気持ちよいと感じられる浅く刺す鍼をしています。

患者さんの状態によっては、部位によっては深く刺す場合もあります。

お灸は温かく心地がよいものですが、ちりっと熱いお灸もおこなっております。

熱いと感じられるようなお灸をする場合は事前に説明しています。

問診→脈診、腹診→お腹手足に鍼、灸→必要であれば上向きで局所治療→脈診→うつ伏せで背中、手足の鍼→必要なうつ伏せでの局所治療(例 腰痛の場合は腰部の鍼、灸)→仰向けで脈診→座位での鍼にて治療が終了します。

鍼灸治療は特別な痛みや不調がなくても受けて頂けます。

鍼や灸をした後はすっきりとした気持ちよいと感じられると思います。お風呂からでた後のようなさっぱりとした感じです。

鍼や灸は定期的に全身の調整をすることで病気を未然に防ぐことが可能な治療です。

からだをいたわりケアをすることは自分を大切にし、見つめていくことに繋がると思っています。